2008年02月26日

LEGEND

 LEGEND(レジェンド)という単語は様々なところで使われています。

 

 アメリカ映画にあった「光と闇の伝説」や国産自動車の名前にも、はては焼酎まで。

言葉に発した時、高級感あふれる響きと、意味に神秘性を兼ね備えています。

 

 ここに紹介するレジェンドは、昨年末、陶芸家の忘年会に参加させてもらった折、テキスタイルデザイナー松井武雄さんより頂いた

LEGEND OF THE SEA

というイラスト入りカレンダーです。


 イラストは大変繊細で美しく、神秘性に富んでいます。

スキャナーにかけていますので、若干色に違いがありますが、より多くの皆さんに味わっていただけたら・・・と思いご紹介させていただきます。
(ご本人の了解は陶芸家の先生通じ得ています)

 
 松井武雄_0001-1.jpg

クリックで拡大

こういったイラストがあと5枚あります。

 

 さて、現実的なLEGEND(伝説)の話をしますと、今教えに行っている専門学校生が、大阪府下の学生建築コンペに参加し、作品を出したところ、3名が入選しました。
 
 しかも、最優秀賞、優秀賞、佳作、と
3つも総なめにしました。以下に作品出ています

http://www.pref.osaka.jp/koken/keikaku/asunaro/siryokan/nyusho19/index.html
 一つの学校からたくさんの入賞者は画期的なことです。学校の
REGENDになりそうなくらいです。


 一生懸命コンペの作品造ってる学生の横から

「これはあかん!意味も説得力も欠けてるから、やり直したほうがええのとちがう」
とか結構ダメだしをしました。

「人が一生懸命考えたものを、そんなに言わなくても・・・?????????`?i?????????j
と学生は思っていたに違いありません。


でも、結果発表があった昨日、学生から「入選しました」とわざわざボクのところに電話をくれました。

 他人の忠告に素直に耳を傾けるのも、能力のひとつだと思っています。

言っても聞かない人は聞かないのです。
そんな意味から、色んな先生の指導というより、
99%以上は本人の「頑張りの結果」であることを付け加えておきます。 

By Ryu???[???i?????????j

posted by ばばちゃん at 12:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々勉強

2008年02月06日

バランス+α

 現代の占いや家相などの基礎になったものに古代中国の陰陽五行説があります。

家の設計をしていまして「家相」にぶちあたった時、勉強をしたことについて、普段考えていることと重ね合わせてボクなりの意見を書きます。内容は家相から外れています。「家相」は他のサイトで書かせてもらいました。


陰陽説・・・世界はすべて陰と陽から成り立っていうもの。明暗、男女、天地、吉凶、
               善悪など。
陰と陽が互いに影響しあいながら発展していく考え方です。

 

陰と陽をふたつに分け4つにして、さらにそれぞれをふたつに分けますと陽が4つ、陰が4つで合計8つになります。この8つで天地自然の現象をあらわします。

八卦(当たるも八卦、当たらぬも八卦、や相撲のはっけよいのこった)はここからきています。

 

五行説・・・天地万物は木(もく)、火()、土()、金(こん)、水(すい)という五つの
       物質から
成り立っているというもの。

 木が擦れ合って火をおこし、燃えて灰(土)になり、土は鉱脈(金)をつくり、金は腐食して水に
なる。水は木の栄養分となり、すべては循環していくという考え方です。
 
 古代三王国のひとつ、夏(か)の禹王(うおう)が亀の甲羅の文様をみて「五(
5つ)」を思いついたと
されています。

 
 この「木、火、土、金、水」という
5つを基本に
「惑星」、「方角」、「季節」、「色」、「味」、「感覚」、「臓器」、「節句」、「虫」、「神」
など天地万物をつかさどるものもすべてを
5つに振り分けました。

 
 ちなみにわれわれが日常的に使っている「五臓」や「五感」「五味」「五節句」など現代でも生きています。占いで使う木星とか水星とかはこの「木、火、土、金、水」に星(惑星)をくっつけたものです。

 

 この五行説は「循環」が基本になっていますが、基本どおりに循環するものを「相生(そうしょう)」といい、対立するものを「相剋(そうこく)」といいます。


 「相剋」とは・・・


水は火を消し、火は金属を溶かし、金属は木を倒し、木は大地(土)を押しのけて成長し、土は流れている水をせきとめてしまう・・・というまさに循環をさまたげる世界観です。

 

 占いでよく「相性がいい」とかいいますが、相性は「相生」の循環からきていて、すべて順風満帆につながるということなのでしょう。

逆に「相性が悪い」というのは、「相剋」の打ち消しあう関係からきているようです。

 

この陰陽説と五行説を巧みに組み合わせたものが陰陽五行説です。

家相は、この陰陽五行説に中国の地理的条件などを掛け合わせたものです。

 

それにしても、こういったものが発達した要因は、大陸で気候も地理的条件もバラバラな中国では国を治めるには、何より「安定」が必須条件でしたから、「バランス」と「発展」を願った思想は必要不可欠だったのかもしれません。島国の日本ならこのような思想は出てきただろうかと思うとちょっと疑問です。


 陰陽説や五行説は現代社会になって形を変えて、いい意味でも悪い意味でも多くの影響を与えていますが、日本に住むわれわれは、いいところだけを吸収して、悪いところは自分なりに排除することも必要ではないかと思います。


 家相や占いなども中国から来ていますが、もともと風土や気候が違いますので、それらがそっくり日本に当てはめまるかというと、そうとばかりは言い切れないところもあります。

また思想的にも、循環=バランス=安定という考え方はとても大事ですが、あくまで根幹の部分ですので、その考えにFIXされすぎると、返ってマイナスにもなるように思ったりもします。


 例えばバランスがいいからすべてうまくいくか・・・というとそうでもない時もあります。もちろんバランスの安定は、揺れ動く天秤のように緊張感はありますが、安定してしまうと退屈で、怠惰になります。それに安定は「創造」という言葉を後退させます。時にはバランスを壊して、突き破って一から再構築することもまた必要です。

 

 バランスの取れた考え方、そして時にはそれを自分で壊して組みなおし、そしてまたバランスよく・・・丁度安定したサークルが、何かの拍子で壊れて爆発して、場所を換えてまたサークルを造るそんなイメージでしょうか。


バランス+αです。

By Ryu???[???i?????????j

posted by ばばちゃん at 14:28| Comment(0) | TrackBack(1) | 日々勉強

2007年10月26日

秋の夜長は・・・

 秋の夜長は、読書がいいです。


 学生の頃から読書は好きでした。勉学よりも熱中していたかもしれません。

その頃読んだ本といえば、企業家(松下、ホンダ技研、ソニー、ヤンマー、等など)の伝記本とか、その他伝記小説、冒険家植村直己さんの本、現代文学の安部公房、歴史小説の司馬遼太郎などが好きで片っ端から読んでいました。

 
 数ある中で印象深かったのを少し紹介します。


 一つ目は渡辺淳一の、野口英夫の生涯を描いた「遠き落日」です。

小学校の授業で習った偉人野口英夫のイメージとはかけ離れ、現実は借金の天才で放蕩な人物像。あまりにも生々しく描かれていたのは、学生のボクにとってはショッキングなものでした。
 しかしながら、片手しか使えないコンプレックスをバネに、有名になりたい、母に楽をさせたい・・・その一心で、何のコネもなく単身アメリカに渡り、毒蛇採取の仕事という家畜小屋さながらの劣悪な環境からスタートし、「人間発動機」と呼ばれるくらい研究に没頭。梅毒スピロヘータの純粋培養に成功した英夫は、次々に研究対象を広げ、やがて黄熱病の研究のためアフリカに渡るが自分の命も犠牲にしてしまう。英夫が発見できたと思った病原菌は細菌ではなく、当時の科学技術では発見できないウィルスであることが後に分かったのです。

 映画にもなりましたが、本の方がはるかにぐぐっと来ます。不撓不屈のバイタリティーが伝わってきます。

それにしても、梅毒研究の第一人者ということもこの本読むまで知りませんでした。

 
 二つ目は、司馬遼太郎の「夏草の賦」です。

 四国土佐の片田舎に生まれ、一群の領主でしかなかった長曾我部元親(ちょうそかべもとちか)が、機知に飛んだ策略で土佐一国を制し、やがて四国全土を統一。
 しかしその頃皮肉にも中央(京都)では信長が倒れ秀吉に政権が移り始めているさなか。大軍を率い巧妙で老獪な秀吉によって元親はまた元の領土へと封じ込まれてしまう。野望に燃えた若者が天賦を信じ己の生涯をかけて築き上げたものが崩れていく。「もし私がこんな四国の片田舎に生まれず、本土に生まれていれば・・・」という言葉がとても印象的でした。野に生える夏草のようにたくましくもはかない元親の生涯を描いた作品です。


 これを読むまで、野望に燃える男やリーダーと言うのは勇猛果敢で、決断力に優れ、男の中の男・・というイメージがあったのですが、この元親に限っては全く逆で、幼少の頃から夜が怖く、風が吹いて揺れる木々を見ては化け物がいる・・と思い、遊びは弓矢ではなく蹴鞠(けまり)で遊んでいたという。いうなれば女性のような性格。
 元親いわく「自分は臆病だからこそ、想像力を働かせ敵を攻める道をさがす。勇猛だけの武将は単なる馬鹿である」という考えは、
20歳のボクには「なるほど、そういう考え方もあるのか」と自信が湧いてきたのを憶えています。


 三つ目は、松下幸之助が書かれた本。これはほとんど読みました。印象に残っているのは「やきもちは、焼きすぎてもあかん、かといって焼かないのもあかん。狐色に焼くのが丁度」・・・これは人間社会の人情の機微を的確に捉えていて重みがありました。
 また、今の門真市に本社を移す時、移転する方角が鬼門の方角で周囲からは大反対されたけど、氏はあえて「ワタシはやる。もしそういった迷信で経営が駄目になるなら、やっぱり鬼門はあなどれないということになるが、経営がうまくいけば鬼門など関係ないということを世間に示せる絶好のチャンスである」・・・といいきったのです。どんな場合でも大きな視点で物を見ていくことが大事であるということを教えてくれました。でもそういうことが分かってきたのは卒業してから
10年以上経ってからです。


 まだまだ紹介したいですが、また次の機会にします。

 今はどんなものを読んでいるかというと、学生の頃より量は減りましたが、建築以外なら論評は好きです。


 しかし、若かりし頃に読んだ本は、生涯の宝になりますね。

By Ryu???[???i?????????j

posted by ばばちゃん at 23:25| Comment(2) | TrackBack(1) | 日々勉強

2007年09月29日

はじめての料理教室

先日、大阪市で某社が主催している料理教室に行きました。???X?g????

しかも平日の10時から。世のお父さん方は一生懸命働いているというのに、仕事せんかい!・・・と批判を受けそうですが、正直に言えば「面白半分、興味半分、あわよくば人と知り合って、家の1件でも建ててもらうきっかけができれば・・・」という、単純なシタゴコロから。


 で、この日だけは「料理は初めてでーす」みたいな顔をしてスタンバイ。

参加者は若い女性からお年を召した方まで年齢層はバラバラでしたが、参加してみると意外と楽しめます・・・。

 が・・・
始まってみると、以外や以外。まず材料は全部分量だけ予め揃えてあって、調味料までもがグラム数ぴったりに準備してある。だから参加する人は、その用意されたものをレシピ通りに入れて調理していくだけ。


 「こんなん教室ちがうやん。」と心の中で思いながら気持ちがメラメラ。?O?b?h?i???????????j

初心者で通すつもりが、つい華麗なるフライパンさばき(人はどうであれ、自分ではそう思ってる)を披露。

横にいた人が「すごい!」・・・(当たり前じゃ)と思いつつ、
一方で(やらなきゃよかったかなぁ?)とか・・・

優越感と自己嫌悪のハザマで揺れ動きながら料理を終えました。


作った料理はホタテとルッコラのパスタ。ケーキ
2品でした。

By Ryu???[???i?????????j

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posted by ばばちゃん at 19:08| Comment(3) | TrackBack(0) | 日々勉強

2007年09月25日

勝つと負けるの間

 一番下の息子(小4)が剣道を習っている。はじめて1年足らず。何せ3人兄弟(上2人は女)の一番下で「甘えん坊さん」の見本だから、武道を通じて鍛えてもらおう・・・という親心がきっかけ。


 時おり市長盃などに出ると、緊張の極地が顔に出ている。結果は負けることが多い。やりだして
1年足らずでは技術的に負けても仕方がないといえばそうだが、見ていると、対戦相手と向き合いお辞儀をして、竹刀を構えた瞬間に「勝負あった!」というパターンが多い。?????`?i???_???????j

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 これはすでに相手に「気持ちで負けている」のである。
絶対に勝つ・・というオーラが出ていない。だから試合をしても相手のペースに振り回される。オリンピック水泳の北島選手が「気持ちで負けたらメダルはない」と言っていたのを思い出す。


 これはスポーツに限らずどんな場合でも当てはまるのではないだろうか。今教えてる学生にも常々「会社の面接に行って、雰囲気に呑まれたり、来ている他の学生より負けてる・・なんて思ったら、その瞬間に落ちるで!」と言ってるのだけれど、なかなかピンと来ない学生もいる。


 しかし気持ちで勝つ・・・といっても根拠のない自信は返って不幸な結果を招く。やはり「光を見つける見通す力」は絶対必要だろう。

 教えてもらってる先生から「なにやっとるんだ!」ときびしく叱られ、半泣きでもまた次回の練習に喜んで行っている。
剣道を通じ、頭と体両方で「勝つと負けるの間」・・それを分かるにはあと何年かかるだろうか。

By Ryu???[???i?????????j

posted by ばばちゃん at 17:06| Comment(2) | TrackBack(0) | 日々勉強

2007年09月23日

コルビュジェも真っ青!

 奈良の法隆寺に行きました。さすが世界遺産のことだけはあって、敷地全体の構成から配置、各建物の高さのバランス、内部にいたってはディテールの隅々まで正に「神宿る」技術。どれを取っても「すごい!」の集大成です。

kofuzo.jpg
 
 さて敷地内を見学していて目を引いた建物があります。上の写真の網封蔵(こうふうぞう)。寺宝を保管するところらしい。高床式(ピロティー)形式になっていて、建物の中央はダイナミックな吹き抜けになっています。

 ところで、近代建築の巨匠 ル・コルビュジェ(1887−1965年)が提唱した「近代建築5原則」の中に、この「ピロティー形式」があります。
 コルビュジェの提唱したピロティー形式は今では盛んに現代建築に使われ、マンションの1階や果ては安物のカーポートまで多岐に渡っています。
 しかし考えてみれば、このピロティー形式はコルビュジェが提唱するまでもなく、この日本に古くからあったのです。弥生時代の高床式倉庫(稲を保管)から始まり、弥生式の影響を受けて神社建築様式の神明造(神宝を保管)が発達したといわれています。コルビュジェが足元にも及ばない建築空間技術が、太古の日本で形成されていたのです。?p???`

 また5重の塔にいたっては、その構造をコンピューター解析すれば、現代の耐震技術をも凌ぐ精巧さです。

 日本は世界に稀に見る建築技術をあわせ持ちながら、一方で明治維新の開国で、「西洋に追いつけ追い越せ」の合言葉とともに西洋建築を急いで勉強しました。しかし急ぎすぎたのでこの時から日本の建築界は歪みはじめて来たのです。?????[???i???j

 だって、元々根ざしている風土が違うのに、そこに全く別の様式が入ってくるのです。元あった様式よりもそれを凌駕する全く別の様式が形成されるか、もしくはバランスを保ちながら共存するか・・・それでこそ「取り入れる価値」が生まれると思うのです。昨今のように西洋文化だけが一人歩きをしているような現代日本。ちょっとまずくありませんか?

 でも日本は上位模倣を最も得意とする民族なので、明治維新からたかだか140年。見方を変えればこれからかもしれませんが。?O?b?h?i???????????j

さて気を取り直して、下の写真、????
法隆寺南大門まえにあった店の屋根の頂上。鳩が止まっていますが、これは瓦でできています。
 もともと屋根の最上部に敷かれる瓦は伏間瓦とよばれ、棟の両端には鳥伏間があり、先端に鳥休(とりやすめ・・・鳥が止まって休憩するところからきた)とよばれる突起物があるのですが、この鳥が休むであろうところ(鳥休)に、予め瓦で鳥を休ませておく・・・仮に目的が鳩よけであるにせよ、なんとも愛嬌があります。

 こういうウィットに富んだ遊び心を、無機質で冷たい現代建築にも生かしたいなぁ〜・・と思った今回の法隆寺見学でした。
By Ryu???[???i?????????j

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posted by ばばちゃん at 16:39| Comment(2) | TrackBack(2) | 日々勉強

2007年08月25日

サービスはほどほどに

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小学校の夏祭り。かき氷屋さんをした。猛暑の中だったので、ずっと長蛇の列。「ハワイアンブルー!」「いちご!」と注文を受けると「はいよ!」と電動のかき氷器をまわし、蜜をかける。最近はいろいろな蜜があって「キャラメル味」なるものもその一つ。サービスでたくさん氷を盛ってやると子供は大喜び。・・・こっちも嬉しくなって益々はりきる。でもそうこうしているうちに、落日が訪れる。心のこもったサービス心が裏目に出て、「氷が多くて食べられへん!どうしたらいいん!」って僕のところに来る。「オイ!オイ!?????[???i???j」・・・・つい、おやじクセがでて「最近の若いもんは・・・・」とつい心の中でつぶやく夏祭りでした。by Ryu???[???i?????????j
posted by ばばちゃん at 14:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々勉強