2009年11月06日

祝い事

 吹田で上棟式を行いました。
 
 建て主の方とは昨年からのお付き合いで、ようやく上棟の運びとなりました。
ご主人はじめ奥様や子供さんは満面の笑みがこぼれていました。
 
IMG_6992-2.jpg 
                 バタフライ屋根です
 
 小さい時より何十年とこの場所に住まわれ、結婚し家族を持ち、そして家づくりに至ったわけですから、土地に対する愛着は、われわれの想像を超えた、計り知れないものがあるに違いありません。
 
 
 それだけに、設計する者は上物の住まいを考えるだけでなく、「土地と人」という「根っこ」のところもしっかりと住まい造りに反映していかなくてはいけない事、プランを考えながら思った次第です。
  
 

 この上棟式には、10月からウチの事務所にインターンシップとして来ている奈良の学生2人にも参加してもらいました。
 現場での職人さんの掛け声や上棟の雰囲気など、どれも新鮮に映ったことでしょう。 
 
 それと、この日、初めて現場に来た学生2人にまで建て主の方は色々気を配っていただきました。

「何も仕事に携わってませんし、まして勉強中の身ですから・・・」
 と学生が遠慮をすると

 
「まぁまぁ、祝い事ですから。みんなが喜んでこそいい家が出来ます」
 
と、あたたかいお言葉がとても印象に残っています。ぴかぴか(新しい)
  
 

 学生2人には、計画中の物件の模型を造ってもらったり、CADをやってもらったり、現場で提示する内装の提案をしてもらったり・・・
 勉強とはいえ、いろいろ手伝ってもらいました。
 

 後日、学生2人のお別れ会を我が家でしました。

 
 これも祝い事??・・・でしょうか。

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By Ryuわーい(嬉しい顔)


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2009年09月28日

造る楽しさ

 吹田市の高台に住宅が完成しました。

IMG_6548-2.jpg     IMG_5762-1.jpg
                               模型
 
 私どもの事務所に初めて訪問されたのが、昨年の
11月。

 
 今年の
1月から設計をスタートして、工事期間も合わせれば比較的早いスピードでの完成となりました。

 場所は、吹田茨木の市街地が一望できる場所です。

 


 今回も建て主の方は、ご自身の住まい造りに関してとても前向きで、事務所に来られた時も、

「家づくりを楽しみたい」

が第一声で、まさにその言葉通り実行されたように思います。


 要望をきちっと整理して、何度も打ち合わせを重ねて・・・というスタンスで、関わっている私どもも安心して仕事ができたように思っています。


 IMG_6552-2.jpg


 何事も楽しみながら・・・・これがやはり、「いいもの、満足のいくもの」を造っていく基本であることを改めて考えさせられた住まいづくりです。

By Ryuわーい(嬉しい顔)



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2009年09月18日

上棟

  昨日大阪市内で上棟式を行いました。

鉄骨の3階建て+塔屋(トップライト)です。設計に約半年。

 

 限られたスペース、限られた予算の中に

有効的に住まい手の夢を詰め込み、どれだけ+αの感激を与えることができるのか・・・

いつもこの命題に取り組み、楽しみながら、悪戦苦闘して・・・の連続。

 

そして今回の住宅も

・・・夢の宝箱・・・

ガラスカーテンウォール、中庭、吹き抜け、パティオ+壁面緑化、空中廊下・・・etc


刺激的で楽しくワクワクする仕掛けを随所にちりばめました。

もちろんそれら以上に、家族同士のつながりを重視し設計に反映。

 



式の後はみんなでお祝い。

建て主からの挨拶、施工者の挨拶、そしてワタシのつたない乾杯のあいさつ

IMG_6470-1.jpg

 鉄骨で頑張ってくださった方々、そしてこれから頑張っていただく大工の棟梁や設備関係の方々など。

多くの皆さんの気持ちを一つにした頑張りが、いい家づくりにつながっていきます。

この家づくりの機会を与えてくださった建て主に感謝です。

 
 鉄骨は品質と工場溶接が命。
やり直しがきかない分、事前の入念な施工図のチェックと打ち合わせが必須です。
毎日のように現場責任者から電話をもらい、鉄骨図面の打ち合わせと確認をしました。
(監督さん、複雑な図面頑張って理解してもらい、御苦労さまでした)

 
ところで
お酒をセーブしなければいけないワタシでしたが、つい喜びで飲んでしまいました。

そして一致協力して頑張っていこうと改めて思った上棟式でした。
 
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最後に御幣(ごへい)をトップライトの柱に縛りつけました。高さは10mあります




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2008年02月12日

見せる、見られる、見ていただく

 ASJ(アーキテクツ・スタジオ・ジャパン)の住宅展に21011日参加しました。

 加古川でありました。


 自分の住宅作品を写真パネルや模型、図面などで展示するものです。私共のほかにも
8人の建築家さんが参加されていました。

 11日は、突然、サンテレビの取材が入り、各建築家さんのブースをカメラ取材となりました。

不思議なもので、テレビ局が入ると急に場内がにぎやかになります。

 ワタシはテレビに出るのは好きな方なのですが映画、今回は相方(奥方)に譲ることにしました。

下の写真です。

 

IMG_3450.jpg IMG_3449.jpg
設計の説明を一生懸命しています。
でもこの写真、奥方よりも、手前のカメラさんと照明さんにピントが合ってしまいましたがく〜(落胆した顔)

 

来場してくださる方々に作品のコンセプトや住宅に対する考え方などをプレゼンテーションするのはなかなか難しいなあ〜といつも痛感させられます。

でも、他の建築家さんのパネル展示も同時見られますので、今回もいい勉強になりました。

 

ちなみに、今月16日は私共(GA−PLAN)単独の作品展をおこないます。


日時:2月16日(土)
場所は大阪市立住まい情報センター
5階研修室(地下鉄天六駅3番出口すぐ) 
11時〜16時 入場無料です。


ライフデザイン住宅展と題しました。


住まいにとって一番大切なものは、自分に合ったライフスタイルを見つけること。

そのヒントになれば・・・と企画しました。
協力していただいた方々は、ワーカーズLLPさんです。

興味のある方方は是非おこしください。

 

 見せることは、見られることですが、「わしの作品どーや!」的展示は見るほうもちょっと嫌気が指します。

 「見ていただく」という気持ちをどこかにおきながら展示することは大事なことだなあーと思うこのごろです。

By Ryuわーい(嬉しい顔)

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2007年12月31日

取材・・・今年最後の仕事

 昨日は、吹田で設計させてもらった住宅が雑誌に掲載されることになったので、その撮影がありました。


 「家事でネタありませんか」と雑誌社から電話があり、吹田の家を紹介させてもらったら即取材が決まりました。


 雑誌の特集によって、チョイスされるのはマチマチで、デザインや間取りだけでなく、建て主の年齢層や工事金額も大きく関係してくるので、どれが選ばれるかはこちらとしても予測不可能な部分もたくさんあります。

 
 まだまだ応募してない住宅もありますが、応募用に写真を撮らせていただいた何軒かの建て主の皆さん、実はまだ応募していません。すみません。来年頑張って応募したいと思っています。

 

 過去にも何度か撮影取材に立ち会いましたが、やはり時間がかかります。
 ちなみにワタシの家をテレビ取材してもらった時は、出演時間わずか2分なのに4時間もかかりました。

  (以前トミーズ雅がナレーションしていた“きらっと”という番組です)


 さて、取材協力していただいた今回のご夫婦は、カメラが向けられることを楽しんでおられるようでした。


 ですので、緊張されることもなく、たいへん仲の良い夫婦がアピールされているんじゃないでしょうか。


 洗濯物を取り込む姿をカメラに納める時、ご主人が「ワタシがいつもやっていますのでやります」と、抵抗なく言われていたのには、レポーターもワタシもびっくりさせられました。


 時代は変わります。(この夫婦に限って熟年離婚はありえません)


 おっと、ラブリー夫妻揺れるハートの特集じゃなく「家事について」でした。


 
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リビングの一部をカフェ風に・・・なごみ?の撮影 

 「家事機能」についての特集ですが、設計で何気なく造っている機能上のことが意外と喜ばれたり、設計で気づかなかったことが、住んでおられる建て主のかたから教えてもらったり・・・と「住まいの奥の深さ」を痛感させられます。


 上の写真も、リビングの一部に夫婦の勉強コーナーとして設置した机を、時に景色を見ながらのブランチやカフェとして使っておられました。・・・なるほど。

 

 今回の取材を通し、いろいろ勉強させてもらえたことに感謝ですが、この取材も含めたくさんの思い出をこの家に積み重ねていただけることを願うばかりです。ぴかぴか(新しい)

 



 最後になりましたが、ばばちゃん‘sブログ、たくさんの方に読んでいただきありがとうございました。そしていつもコメントくださる方ありがとうございます。

 相方はもうひとつのブログ “ うちのごはん ” を担当していて、このブログを書く機会が少なくなりましたが、来年も頑張って、皆さんに役立つ情報を提供していきたいと思っていますので、二つのブログ、合わせてよろしくお願いする次第です。


今年もあとわずか・・・良いお年を迎えられますことを祈っています。晴れ

By Ryuわーい(嬉しい顔)

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2007年11月18日

高槻の家竣工

 土曜日はこの住宅(高槻の家)の完成見学会をして、日曜日は建て主とウチの竣工検査をしました。

今年3月から設計をスタートし7月から工事着工。


ent1.jpg 

 周辺の住宅は平均
35坪の土地に60%の建蔽率で建てています。完成したこの家も同じ条件下です。

以前住んでおられた中古住宅は、1階に居間があるものの日当たりが余りよくない上に、ちょっと窮屈な感じがしていましたので、今回新築の際には

2階にリビングをもって行きましょう」

という私の提案をすんなり受け入れていただきました。
 個室がすべて
1階に来ますので、風通しや日当たりを考慮して中庭形式として、中庭を中心に寝室、ご主人の書斎、そして子供室を配置。

ULDK1.jpg  Uwasitu1.jpg

 2
階にLDKを配置しましたので、眩しいくらいの光を浴びることが出来ます。またLDKと和室をテラスに連続させています。たいへん広がりがあり、日曜のブランチなどはこのテラスで食事をすることを楽しみにされています。


 完成見学会でも、ご近所の方から

「私のとこと同じ面積やのに、なんでこんなに広いの?」と言っておられました。

その秘訣を尋ねられたお客さんに説明させてもらいましたが、造り方一つで狭く見えたり広く見えたりしますから、空間って不思議です。


 6/20
に建築基準法が改正になってはじめて確認申請をした物件でした。要領がわからず手間取ったり、工期に多少なりとも影響を与えた部分はありますが、こうして完成しますと毎度のことですが、この仕事をやっていて良かったと思います。
 
 建て主が完成前に現場を見学しながら、笑みが顔にはっきり出ていたのが、とても印象的です。
ゆっくりと時間をかけて愛着を育んでいただくことを願っています。

By Ryuわーい(嬉しい顔)

ラベル:住まい  竣工
posted by ばばちゃん at 21:09| Comment(1) | TrackBack(0) | 家づくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月04日

メタセコイヤロード

 今日は一路滋賀のマキノ町へ。大阪に住んでおられる方(大手メーカーにお勤め)の別荘を建てる計画の依頼があったのでその現地下見をしました。

 
 湖西のマキノ町駅前で待ち合わせをしていましたが、少し時間もあり駅前通りがあまりにも綺麗だったので車を降りてパチリ。カメラ


makino.jpg
                    マキノ駅前  

 ほどよく紅葉しはじめていて、本番に向けてのプロローグを感じさせてくれました。駅前というと、店舗や雑居ビルが建ち並びせせこましさを想像してしまいますが、ここに住んでおられる方はこれが当たり前の風景なんでしょうね。

 

 その後、待ち合わせの時間となり、車2台で別荘の計画地へ・・・


 途中、日本有数のメタセコイヤロードを通過。ここでも感動!。手(チョキ)


 まっすぐに延びる道。木漏れ日がフロントガラスに絵を描き、両サイドの樹木間からは、コマ送りさながらに栗園、リンゴ園が見え隠れします。
 そのシークエンスに、滋賀県で生まれ育っておきながら「こんなところあったんだ!」と今更ながら感激した自分がいました。

(メタセコイヤは日本では300万年前から生えていて、生きた化石と呼ばれています)

metase.jpg

 

 メタセコイヤの感動を過ぎて、すこし山手に入っていざ計画地へ。写真下。

 

 別荘計画は周りの樹木の高さやばらつきを考慮しつつ、以前からそこにひっそりと佇んでいたかのように環境に溶け込ませることが大事であると考えます。主張する別荘もあっていいとは思いますが、都会の喧騒を離れ癒しのための空間はやはり「自然環境との融合」でしょうか。


genti.jpg
                            計画地
 
 敷地の真ん中に立ち、
360度のパノラマ写真を撮り、辺りを見渡して空気と敷地のオーラを体で感じ、その場所でイメージを膨らませおおまかな空間を創造します。・・・雷 

(事務所に帰ってからでは遅いのです。イメージは新鮮さが命)


 本計画地も、別荘の王道を行き、創作意欲にかきたてられる場所であることは間違いありません。

 それにしても今日は、クライアントのおかげで、美しい日本の風景を郷里の滋賀で見られたことに感謝です。

By Ryuわーい(嬉しい顔)

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2007年10月31日

車と家と・・

 8年間ずっと家族の足になってくれたミニバンに別れを告げて、昨年末に車を乗り換えました。車(セダン)通算7台目。
 納車の前日は、世話になった車にお礼の意味を込めて、隅々まで洗車してピカピカにしてあげました。掃除をしながら結構ジーン!ときたり。


 そして納車の日はボンネットを「なでなで」してお別れ手(パー)


 さて、新しい車はというと・・・・実は、買う前にいろいろな車を試乗したのですが、・・
 最近は、最新のメカニズムをどれだけ搭載しているか、各メーカーとも、まるでコンピューターの競い合いをしているような感じさえ受けます。

 そんな風潮にあってこの車車(RV)、なぜか動物的なやわらかさを感じさせてくれたし、丸いスピードメーターも 
30,50,70・・・と奇数表示に愛嬌があって・・・、とにかく五感にビビーっ雷・・で即決まり。


 でも買って早々、パワーウインドウのスイッチを入れたら、「キーッ!」と、さび付いたような音。
「えーっ!」と思ったけど、気にしないことにしました。
燃費も平均67km/L。ちと悪い。
 
 でも、そんなことより何より、相手の車に「どけ!どけ!」感を与えたり、スピードを競ったりという過激さがなく、ソフトにまったり、ゆったり、「乗ること」を楽しませてくれる車ですいい気分(温泉)


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                                 北千里にて             

 でもあまり売れていないのはなぜでしょうか。きっと社会のニーズに合ってないのかな?


 T社の最高級車○○○○(
4文字)がよく売れているそうです。ボクの感性で言わせてもらえば、デザインなんかはドイツのどけどけ車を真似た中途半端な感じがするのでどこがいいのかよくわかりませんが、これが今日本人が求めているものの代名詞だとすれば、ちょっと寂しい気分になります。


 車に何を求めるかは人それぞれだけど、なんか最近特に画一的になリ過ぎているきらいがないでしょうか。

シートを革張りにして価格を上げて高級仕様にすれば売れる。最新のメカニズムを搭載すれば売れる。etc・・・

なぜか高級車は物理的な満足ばかりに傾倒していく感じがしてなりません。

 これは、住宅にも同じことが言えます。

住まいを考える時、多くの人が最初に考えるのは「外断熱っていいの?」とか「お風呂はこんな大きさで・・・」「キッチンはミーレ(ドイツ製)にして、リビングはシアタールームもかねて・・・」「クロスはこんな柄で」・・・とかとか・・・・

 
 どれもこれも見た目や物理的要求ばかりです。

 住宅展示場に行ってみれば、それらの要求を絵に描いたようなオンパレードで満足させてくれます。


 でも所詮そういった満足はその時だけで、技術が進歩すれば今まで使っていたものが古いものになって、また新しいものが欲しくなります。キリがありません。


 ここがとても大事なところなのです。
 住まい造りは少なくともそういう物理的要求が
1番に来てはいけません。
 
 真理はもっともっと別のところにあるのです。

それに気がついた人が本当の意味で「いい家」を手にすることが出来るのです。

ちなみに、ウチに設計を依頼された方は、すべてそこが分かってらっしゃいました。
 
 車から家の話になってしまいましたが、両者に通底する日本人像が見えてきそうです。

 By Ryuわーい(嬉しい顔)

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2007年10月22日

吹田の家竣工

 昨年末から設計をはじめ、6月から工事をスタートさせた吹田の家が完成。


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 というわけで、昨日の日曜日は、建て主と設計事務所(ウチ)の竣工検査を行いました。北向きの家ですが、写真下のように、電気をつけなくてもとても明るい空間に仕上がりました。


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検査風景

 この現場は、以前このブログでも2回ほど紹介させてもらいました。


 どこの現場でもそうですが、予算や工期などたくさんの難題と向き合いながら造っていきます。
 この家もたくさんの難題を抱えてのスタートとなったわけです。

 恵まれた立地条件のなかで、環境とどのように対峙していくのか、何が可能なのか、また何が必要なのか、・・・といった、家の「命」ともいうべきテーマの取り組みから始まった設計。
 そして予算を死守するためにどう工夫するのか、工務店と何度も協議。工事が始まれば、建て主の方に何度も現場に来てもらい、そこでもまたワイワイと本音のぶつけ合い。

 でも根底にあるのは、建て主をはじめ設計者や施工者そして多くの関係者が「やろう!」という一致団結した力が家づくりの基本ではないかと思っています。またそれだからこそ、完成したときの喜びはひとしおではないでしょうか。


 家づくりを生(ナマ)で経験されたこのご夫婦には大変喜んでいただきました。


 ちなみにご主人は、この家に住まわれたら、さっそく収納カート(たたみコーナーの下)を作ったり、大手電機メーカーにお勤めですので、最新式インターホンもご自身で取り付けをされます。


 do it yourself
・・・今から楽しみにされています。

 

 末永く、この家に歴史を刻んで行っていただくことを願うしだいです。

By Ryuわーい(嬉しい顔)

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2007年09月27日

セルフビルドの友人

 一人でアトリエを作ったヤツがいる。


 僕の古くからの友人。大学で電子工学を専攻し、地元の機械メーカーに就職するも1年で退社。その後刺繍会社に就職し刺繍デザインをやっていたが、突如アーティスト宣言なるものをして京都で独立。シュールレアリズムを基調とする現代絵画を精力的に描き個展も開き、絵画展ではいくつもの賞を獲得。しかし現代絵画の壁は厚く、売れない絵を描くことに疲れ断念する。


 その後、何を思ったのか、長野県へ家族
4人で引っ越す。穂高の近くに安い民家を買いとり自分で改造して、田舎暮らしを始める。ここで家具の製作に没頭する。しかし前衛的な家具ゆえに、田舎ではあまり売れなかった。


 気を取り直し再び京都へ。そこでもう一度本格的に家具製作に取り掛かる。


 さてここからが、ヤツのすごいところ。家族揃っていきなり信州のど田舎に引っ越すこともすごいが、なんと京都の山奥に、自分のアトリエをひとりで作ってしまったのだ。がく〜(落胆した顔) 
下の写真

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 大工経験などない。もちろん設計図面などひいた経験もない。コンクリートはすべて自分で練る。木材の採寸、建て方も自分でやる。ヤツにかかれば模型を作る感覚とおなじ。でも体は至ってきゃしゃである。


 最近では、家具の個展など、大阪、京都を中心に精力的に活動。作風はホームページを見てもらえば分かるが、好き嫌いがわかれるところ。


 「自由を愛する」とよく人は言うけれど、現実の壁でブレーキがかかるのが普通。ヤツのように「ホンマにやりたいことをやる」というようなことは到底まねが出来ない。


 まさに人生もセルフ・ビルド。

 それにしても、こんな友人を陰で支える奥方はもっと偉大である。 


一度ホームページも覗いてやってください。

http://www.k2.dion.ne.jp/~k_n_s/

の中のアトリエセルフビルドに、今回の記事内容が載ってます。

By Ryuわーい(嬉しい顔)

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2007年09月10日

“優しさ”は“造る気持ち”から

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 とある工事現場。家この日は電気設備の打ち合わせ。ベニヤ板を即席テーブルにして・・・時に真剣に、時に受けないオヤジギャグを飛ばしながら(監督がよく言ってる)・・・ワイワイとやる。現場の担当はたかこ姫。
 暑くても寒くても、建て主にも当然この打ち合わせには参加していただく。様々な人たちの色んな汗を感じ取ってもらうのと、「家を建てること」をご自身の目で確認してもらうため。
「出来上がりました!さあ引越ししてください」
では、出来た建物に値打ちがなさ過ぎる。
工事の過程を見ることで「家」に対する愛着も増す・・というもの。

 先日も子供にプラモデルを教えてやろうと、おもちゃ屋に行ったら昔のようなプラモデルはほとんどなく「ほぼ完成した玩具」ばかりが店頭に並ぶ。これも時代の流れなんでしょうか!?
でも、完成されたものばかり手にしていると、「出来ていて当たり前、出来てないのは0点」みたいな短絡的な思考が植わって「人」や「もの」に対して優しい人間に育っていかない気がするんですがねぇ〜。
By Ryuわーい(嬉しい顔)
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2007年08月26日

めでたい棟上げ

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吹田にまた新しく家が建つ。設計コンペで頂いた仕事。30代前半と大変若い建て主だけど、とてもしっかりしておられて、僕が同年代のときとつい比べ「若くして家を建てるなんて立派やな〜」と心の中で思ってしまう。その頃の僕は、独立したてで仕事もお金もなく、嫁さんを働かせて、ヒモのような生活を送る毎日でモバQ・・・あっ!よそう、よそう!過去のことは・・・・でもこの有り余る時間のおかげで料理をはじめ家事を覚えた・・・言い訳
ところでこの家も(他の家でもそうだが)工夫がいっぱいある。風景を室内に溶け込ませるために、室内のどの場所にいても前面の緑地帯が見えるよう、床のレベルを変えてある。・・・言葉ではなかなか伝わらないので是非、年末のホームページをご覧あれ。by Ryuわーい(嬉しい顔)
posted by ばばちゃん at 14:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 家づくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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