2014年08月21日

災害は身近に起こる

広島で大規模な土砂災害が発生しました。未だに救出活動が続いています。どうしてこんな大惨事が起こるのか・・・・いろいろ考察してみました。


下の写真は実際に土砂災害が起こった広島市安佐南区の街並です。(google earthから)

これを見る限り、どこにでもある日本の風景です。


 09.17.13_R.jpg



もしこの地域に縁あって移り住むと決心したとして、事前に町並みを見に行ったとしても、せいぜい「後ろにあまり高くない山があるな」と感じる程度で、まさか大災害に見舞われるとはおそらく誰も予見できないでしょう。

それだけ普通の風景でも災害に出くわす可能性があるということでしょう。


統計的に広島は土砂災害の発生件数が他府県に比べ突出しています。その原因を調べると、


@ この地域の山の土が広島花崗岩から形成されるもろくて崩れやすい性質であること。

A 広島市は平坦部が少なく、そこへもって人口増加が著しいので街は飽和状態となり、行く場所がないから山裾ギリギリまで宅地開発をしてること。


が挙げられます。


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山裾ギリギリの宅地開発



そしてそこに大量の雨が降りました。


そうなると「広島は特別だ」と考えてしまいがちですが、けっしてそうではないでしょう。
そもそも日本は世界に比べ災害が非常に多い国です。

年間降水量をみると、世界平均の970ミリに対して日本は1700ミリで、倍の量。それが梅雨時期から台風の来る9月に集中します。

雨が多く降ると土に水を多く含むので、山や崖は崩れやすくなります。しかも日本の川は世界に比べて上流から下流までの勾配がきついため、土石流になった時のエネルギーも強くなり被害も大きくなります。

地表はアスファルトで覆われているため、豪雨時の大量の雨は地中に自然浸透ではなく、すべて下水が処理をします。この時の下水処理能力が大きなカギになります。

実際私の住んでる地域でもあったことですが、駅前の地盤が低い地域より高台で床下浸水が起きました。すべては下水処理能力が不足していたからです。

また日本は地震が多いので、地盤の液状化によって陥没が発生し、ライフラインが寸断されたり、建物が倒壊します。


しかしながらこういった災害は今に始まったことではなく、昔からありましたから、たえず災害と隣合わせで生活してきた経緯があります。ただ近年、気象の変化に伴って突発的に起きたりするため予測が難しい側面もありますし、「うちは大丈夫だろう」と楽観視しすぎるところもあって、実際に出くわさない限り、自分のことのように真剣に考えないのも事実です。


今回の土砂災害も決して「対岸の火事」ではなく、災害の大小はあるにせよ自分の住んでいる地域で起こりうることを学ぶ必要はありそうです。


By Ryuわーい(嬉しい顔)


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2014年08月15日

成績を上げるには・・・

受験生をお持ちのご家庭やこれからお子さんが受験の方々・・・・少しでもいい学校に行ってほしいと思うのが親心。

でも当の本人は、毎日一生懸命塾に通って勉強しているのにイマイチ成績が伸びない・・・・よく耳にする話しです。


そんな時の塾のアドバイスは、

予習型から復習型にきりかえてみましょう・・・とか、どこでつまずいているのか原因を突き止めましょう・・・・とか、テストの弱点を集中的に反復練習しましょう・・・・とか、まあ間違いではないだけに「ごもっともです」という返事しかできません。


しかし・・・・実際のところ、それをやったとしても、平均60点が64点くらいに上がるかもしれませんが、80点に飛躍することはまずないでしょう。(言い切りましたね手(パー)


成績が伸びない原因はたった一つ

「基礎学力が足りない」これに尽きると思います。

病気と同じで、体力や免疫力がない状態でいくら薬を投与してもなかなか治らないのと同じ。


では基礎学力とは何か・・・・

一般的には「読み書き計算」です。しかし中学生、高校生になると今習っている難解な方程式や英文法にどうしても頭が行ってしまい「そんなもの小学生じゃないか」とバカにしたり疎かにしたりする傾向にあります。

でも、それこそが落とし穴。

「読み」は、文章を正確に読み解き、趣旨は何かを見抜く能力。「書き」は自分が伝えたいことを自分の言葉で的確にわかりやすく文章にまとめる能力(作文)。

「計算」は抽象的な物を論理的に考え導いていく能力。


それって大人でも苦手な人たくさんいるのではないでしょうか。そう、ワタシもその一人なのです。


国語の問題はもとより、数学の問題を解くにしても、この問題のポイントはどこかを読み解いて、論理の積み重ねをして答えを導いていく作業ですから、これはまさに「作文」といえます。

試験はインプット(覚えたこと)を試すと同時にアウトプット(論理の積み重ね)も試されています。

アウトプットの訓練は作文が一番てっとり早いのです。


ワタシは小学校の時から作文や読書感想文は苦手でした。でも社会に出てあるとき

「やっぱり国語能力がすべての基礎」って気がついたんです。

特に作文は、あらゆる知識を総動員しなければなりませんし、きちんとした組み立てが要ります。

会議での議事録をまとめる。聴衆の前でしゃべる(原稿をつくらねばなりません)。報告書を書く。人と折衝する。すべて作文。


いやぁ、こんなことがもっと小学校の時にわかっていれば・・・・なんて後悔してもはじまりませんね。


そんなんで、今成績が伸び悩んでいる人・・・きっと作文が苦手な人多いんじゃないでしょうか。


でも今からでも遅くないと思います。

テレビドラマでも、映画でも、その日に会った出来事、なんでもいいから一度自分の言葉で文章にしてみることです。そしてそれを親や先生に見てもらい批評してもらうことです。批評にこそ意味があります。それを1年位続けたら飛躍的に成績は上がっていると思います。


作文はすべての基礎。


何を隠そう、こうして長文のブログを書いているワタシこそ、作文の練習をしているのです。

・・・ハイ手(チョキ)


By Ryuわーい(嬉しい顔)



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2014年08月14日

地下が見れる・・・・

Google earthを使って大阪市内のビルを上空から探していて、ストリートヴューしようと道路をダブルクリックしたらいきなり地下へ


・・・??


地下鉄御堂筋線の本町駅



なら、梅田の地下街も見られるのかな?  

試しに東梅田駅の近くの道路を何度かダブルクリックしたら

・・・・出てきました。


2014-08-14 15.19.30_R.jpg

                                   東梅田地下街



ウォークスルーはちょっと限界がありそうですが、画面右上のB1B2のアイコンで地下が選択できます。


google earthで面白いのをもうひとつ。

例えばアーケードのある商店街などは、大通り側入り口からのウォークスルーは難しいのですが、上空からアーケードの屋根に近づきダブルクリックするとアーケード内の商店街の景色が見られます。

(ただ時々、ダブルクリックしていきなり居酒屋とかラーメン屋さんの店内に入ることがあります。ちょっとびっくり)


でも地下は便利そうで、もっと広げてほしいものです。



By Ryuわーい(嬉しい顔)








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2013年11月15日

正しい思考

自分に幸福感がある時は、次また良いことが起こり、逆に不幸なことが起こって「なんでこんなに不運なのか」と嘆いているとまた不幸が襲ってきます。

「引き寄せの法則」というのがあります。

自分はこんな風になりたい・・・と念じ続ければ夢は実現し、逆に「自分はだめだ〜」と考え続ければどんどん本当にダメな人間になっていくという法則です。
ただ念じるにも軽い気持ちではだめで、強く念じ続kるパワーが必要です。

自分の過去を振りかえってみれば、当たっている気がしないでもありません。

こうなりたいと念じ続けたことが実現したことはいくつもあり、逆に「だめやな〜」と思っていると長期間にわたりさらに悪くなることも何度も経験しました。

人を嫌うと人が去り、人を愛すれば人が寄ってくる呼吸に似ています。

芸能界でも、人気がうなぎ昇りの時はどんどん仕事が舞い込みお金も入ります。しかし峠を過ぎ下降に入るとどんどん人気が下がりいつの間にかテレビから見なくなる人もたくさんいます。
これはその人の才能云々と言うより、何かの不安をきっかけに「人気が落ちたらどうしよう〜」とマイナス思考に転じた瞬間、「引き寄せの法則」に従い不幸を呼んでくるのかもしれません。

成功しつづける人はどんな時も「自分は出来る」と思い続けるパワーが凡人より強いと言われています。
すべては気持ちの持ち方で変わるということでしょう。

「夢」をいつまでも持ち続けることは幸福の第一歩と人はよく言います。
しかし決して励ましや慰めの言葉とあなどるではなく、幸福を手に入れるための「ツール」と考えれば、念じ続ける気持ちのパワーもきっと上がるに違いありません。

By Ryuわーい(嬉しい顔)



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2013年05月21日

正しい日本語・・・その1

全然OK!・・・・・


つい最近まで、すごい違和感を感じてた言い回し。


 

「ぜんぜん」は「まるで」とか「まるっきり」とか否定を表す副詞。


少なくともそのように教育されてきた世代にとっては「全然OK」は違和感の極み。


気になりだしたら調べてみたい・・・・

そんな気持ちが起きて調べて行くと・・・・

なんと夏目漱石、森鴎外、などの明治を代表する文豪が「肯定」として使っていたことが判明。

江戸時代も肯定を意味する副詞として使われていたらしいです。


ところが戦後の教育指導要綱の中に「全然は否定語を伴う」とあります。

そして、また二転して、バブル崩壊後学生の間で「全然大丈夫」的言い回しが・・・・

日本語は時代を背景として変遷して行くことがよく判りました。


 

ぜんぜんOK・・・・受け入れる努力をしようと思います。



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2009年08月17日

やる気を出すには・・・

 お盆に限らず長期の休みが終わった次の日は、毎回のことながら、どうもなかなか仕事へのエンジンがかかりません。


 
 よく「やる気を出すには」・・・というメンタル本やネットなどに様々な解決方法が出ています。


 最も多いのに

 ○    目的意識を持つ

 ○    仕事に楽しみを見つける


など色々書かれていますが、どれもワタシにはピンときません

 

 なぜなら、多くの人はそれが出来ないから悩んでいるのに!・・・というものばかり。

結局どれをとっても、最初の一歩はやる気を必要としますから、堂々巡りになってしまうのです。

 


  そもそも「やる気」は「出すもの」ではなくて、「自然と出てくるもの」と考えるのが正しいように思うので、むしろ自然と出る環境を作った方が早いようにも思います。

 

 やる気が出ない時の頭の中は、ちょうど、池の水がどんより停滞していて動いていない状態と同じ。生ぬるくなっていて、このまま放っておけばボウフラがわくような・・・・
 (ちょっとたとえが的確じゃないかもしれませんが・・・)

 

 ですからワタシの場合、印象に残っている好きな本や、過去に「なるほど!」と感動した文章などをもう一度読み返すことで、頭の中の停滞している水を動かすことをします。

 

 学生のころも「だるいなぁ〜」とまったく勉強もバイトもする気が起らず、ダラダラと過ごした日々がありましたが、そういう時に限って不思議と感動する本に出会ったりしました。

 

 
 やる気が出ない時っていうのは、何かどこかに「ぼんやりとした心の渇き」に似たものを持っていて、それが何かの形で埋まったりすると、途端にエネルギーが出てきたりするのです。

 

 目的意識や目標設定をすることは大切なことだと思うのですが、そういったドライな方法の前に、ウェットな方法を自分なりに見つけておくと便利かもしれません。



 さてお盆休みは、真ん中の娘(高一)がやっているハンドボールの試合が長浜ドームであったので、見に行ってきました。

IMG_5862-1.jpg

 
 アイスクリームの差し入れをすると、マネージャーが全員を招集させて、一列に並び
「ありがとうございました!」と一斉に頭を下げたのにはちょっと感動しました。

 ヘえ〜教育できてるんや・・・。

 こんなに喜んでもらえるなら、もっとふんぱつしても良かったかな・・??


By Ryuわーい(嬉しい顔)




ラベル:やる気
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2007年10月11日

ダイエット

今まで何度かダイエットに挑戦しました。


 中性脂肪が多いのと、中年特有の「ぽっこりお腹」もそうですが・・・それより何より、デパートで買い物をしていて何気にショーウインドウや洋服売り場の鏡に映った姿を見て
「ワーこれあかん!がく〜(落胆した顔)」となって初チャレンジしたのが
3年前。

 それまでは、ごはんいっぱい食べる、油っ濃いの好き、間食する、寝る前にお酒飲む、運動全くしない・・・

メタボの原点みたいな生活でしたから・・・。

 
 最初やったのが食事によるダイエット。知ってる人もいると思うけど、手術の負担を軽くするのが目的で、アメリカの心臓外科医が考案した「
7日間脂肪燃焼ダイエット」


 簡単に言うと玉ねぎ、ピーマン、キャベツ、ホールトマト、セロリをコンソメで煮て、それを毎日食べ続けるというなんとも過酷なダイエット。お酒は飲めない、お菓子ダメ、炭水化物も最初の何日間かはダメ。ただひたすら野菜、ヤサイ、やさい・・・
3食がすべて野菜だから3日目くらいから見るのも嫌になって、4日目で断念。

でもこれすごい・・・4日間で3kgも落ちました。リバウンドも大きいけど。もうやだ〜(悲しい顔)


 高周波でお腹の周りの脂肪を取るマシンも買い、お腹に装着してしばらくやってましたが、電気のちから借りてピクピクお腹動かしてる自分を鏡で見ると、なんかわびしくなってきてやめました。それに考えてみれば、体内を改善しないでお腹ばかり鍛えたってすぐ元に戻ることは目に見えてますから。もうやだ〜(悲しい顔)


 次に挑戦したのが、運動と食事によるダイエット。食事は油と炭水化物を減らし、ヤサイ、海草、大豆を中心にする。お酒は週に
1回。運動は毎朝2kmのジョギング。普段運動をしてないからさすがにジョギングはきつい。でも「やったるわい!」グッド(上向き矢印)という意気込みで続けていると、最初はあまり体重が落ちなかったけど、1ヶ月目くらいからガタン、ガタンと落ちてきて、3ヶ月後には9kgも体重が落ちました。しかも毎日運動してるから体は軽い。

以前はけなかったズボンもスイスイ。ベルトも長いので切ったくらいです。手(チョキ)手(チョキ)


 「これはいい!」と続けてましたが、急な運動がたたったのかひざを痛めてしまい断念。それからまたすこしづつもとの体型に・・・
せっかく切ったベルトは元に戻りません。つぶしがきかんやん!もうやだ〜(悲しい顔)


 今は・・・というとご飯は食べ過ぎない、野菜多く、肉より魚、寝る前にお酒飲まない、そして時々朝運動。でももっぱらウォーキング。
1時間くらい歩く。


 知り合いのお医者さんに聞くと心拍数
110がベストらしい揺れるハート。早歩きが丁度で、きついジョギングやゆっくり歩きは脂肪が燃焼されにくいそうです。


 朝、ピカピカのウォーキングシューズを履いて、ぺちゃくちゃおしゃべりしながら、のんびり歩いている昔のお姉さん達!心拍数上がってませんよ〜!モバQ

By Ryuわーい(嬉しい顔)

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服部緑地にて 
  

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2007年10月07日

開運について

 人は誰しも、突発的に悪いことが起こると「運が悪い」と思い、偶然にいい事が起こると「運が良かった」などと言いいますよね。これは人の運命は自分では変えることが出来ない・・・という考えが前提になっています。

しかし果たしてそうでしょうか。

 

 私は自営業ですが、仕事が順調な時もあれば不調な時もあります。突発的に何かが起こる時もたびたびあります。そんな時に「運がいいとか、悪いとか」そういう観点ではあまり考えたことはないのです。しかしかといって運を信じないと言うのでは決してありません。


ただ、運は自分で開いていけるものと信じています。

 

 それはどういうことかというと、運がいい、運が悪い、と言うのは逆らうことの出来ない運命的なものではなくて、それ以前に何らかの下地があってそこに積み重ねていった結果としてすべてが成り立っていると思っているからです。


 しかし下地と言っても、単に努力をすれば「思い」は達成されるかと言うと決してそうではありません。自分の考えている方向とはまったく別の方向に進むことは良くあります。

 そんな時は「目的に向かっての努力」だけの大小評価で終わらないようにしているのです。つまり努力が足りなかったからそうなった・・・一生懸命努力したから、いい結果が出せたのだ・・というような単元的な視点ではなくて、努力以外の目に見えない「何か」がそこに大きく作用しているのではないかということなのです。


ではその「何か」とはなんでしょうか?


  高校の同級生で女優の松居一代さんが「掃除による開運」をテレビ番組でやっていましたが、あれを見ていて「一理ある」と思いました。同級生だから同調して、と言うのではありません。彼女の言っていることは間違っていません。理にかなっています。掃除をすれば当然すがすがしい気分になるし、そういう気持ちで物事に臨めば、いい仕事も出来、家庭も円満になる・・・。結果的には確かにそうだからです。


  ただここで私が言いたいのは、もうひとつ見逃してはならない大きなものがあるのではないか、ということなのです。


  では具体的にそれは何か・・・と私流に考えれば「流れ」ではないかと思っています。普通の環境であれば物事は素直に行くはずなのに、そこに「流れ」とは逆の「澱み」があるおかげで、その地点で必ずブレーキがかかります。

 人間の体も血流が悪いと病気になりやすいですね。
 漢方医学の根底は血流改善にあります。

 そう考えれば、掃除をするというのは、その「澱み」を一掃し空気を入替えて血流を良くするとうことに通じていきます。

 財布にお金がある・・このお金もっと増えてくれたらなー・・・と誰しも考えるのですが、不思議なことにお金を使わない時ほどお金は入ってこない。使うとまた入ってくる。・・・そんな経験はないでしょうか。

これなどもお金に「流れ」がついていると考えれば自然です。

 一つのプロジェクトを成功させるには、それに携わる人々との人間関係が上手くいかなければ、どんなにいい立案や企画でも失敗します。これも人間関係という「流れ」ですね。

 

 私共が、設計でプランを練るとき注意することは、「停滞空間」を作らないようにしよう・・・というのが基本方針のひとつでもあります。

これは、たとえば住宅内にポツンとなんか違和感がある空間や風通しの悪い空間などがあると、その空間が家全体の足をひっぱり、建物をいろんな意味で悪くしていく気がしてならないからです。

 こんなことを考えながら設計している設計者は他に居るかどうかは知りませんが、凶悪犯が育った家の間取りなどを見ると、どこかいびつなところがあるのは偶然でしょうか。

 

 他にもいろいろ書きたいところですが、

このように「流れ」とか「澱み」といった視点でものを捉えていくと「そういえばそうだ」と納得のいくことが意外に多かったりします。

 目的に向けての努力以外に、その努力が報われるよう周りの澱みをなくしていく努力もまたそれと同じくらい必要な気がします。そうすれば血液が絶えず循環している健康体に近づいていくでしょう。

 

これを読まれている方皆さんも一度身の回りを観察してみてはいかがでしょうか。
By Ryuわーい(嬉しい顔)

ラベル:開運 循環 努力
posted by ばばちゃん at 20:47| Comment(1) | TrackBack(0) | 役立つ情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月01日

この本面白い

「建築ツウに訊け」著書は建築家の大島健二氏(面識はありません)

同じ職業についている者として拍手喝采をあげたいほど、建築の本質を突いているのです。

その中の一文を紹介すると


質問者「いい家を建てるには?」の施主の質問に対し


著者「すべてはあなたの人格にかかってきます」・・・ホンマです


質問者「仕事がなくて困っています。私より才能のない建築家が仕事を取って
     います。どうすれば施主に出会
えますか」・・若手建築家の質問


著者「ラッキーです。それが建築家らしい建築家人生のスタートです」
   これは奥が深い。


こんな調子で、すべての疑問をスパッと切って、その切り口を見せて
実はこんな風になってるんですよ」と分かりやすく書いてるところがいい。


設計を生業としている方々もそうだが、むしろ一般の方々に読んでもらいたくらいの内容です。

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ラベル:建築 住宅
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2007年09月21日

ばばちゃん家の食卓・・玉ねぎ編

 ちょっと前まで「伊藤家の食卓」というテレビ番組があって、そこでいろいろな裏技を披露していましたが、我が家でも、その向こうを張って「ばばちゃん家の食卓」をシリーズで披露します。・・・
といってもやってることのスケールは小さく罪深いものではありませんので、実際にやってみて「そんなことならへんやん!」と訴えてもらっても責任は負えませんのであしからず。

本日は玉ねぎの皮を剥く方法。ひらめき

 時おり、外側の茶色の皮・・・とりわけ、最後ののように白い玉ねぎ部分に「ピタッ」とくっついていて、「とられてたまるか!」みたいに踏ん張っているあの硬い皮・・・。なかなかとれないときがあります。
 イライラして爪を立てて剥こうとすると、硬い皮がつめの間に入ったりして、だんだん腹が立ってきます。難攻不落なのです。

そんな時には、写真のように水道の水を流しながら剥くと意外とサッと剥けます。

も水攻めには弱いのです。
By Ryuわーい(嬉しい顔)

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2007年09月12日

建築学科卒のブティックオーナー

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 新大阪のセンイシティー2号館にジーンズのブティック
Jeans Boutique Goods」が完成した。
周りの店舗とは様相を異にして、ジーンズと「木」をドッキングさせる内装デザインとした。
 設計依頼主のオーナー山本君とは大学時代の同級生。同じ建築を志しながら、彼はコンピューター関連の会社に就職し、翻訳の仕事を経て、そして今の店を開いた変り種。
ただ学生のときからファッションセンスは抜群だった。
 教授から
「君い!そんな服装をしていて、どこから勉強する精神が出てくるのかね!」
と嫌味を言われて
「そんなん関係あれへん!」
と一刀両断に切り捨てたのを憶えている。
今はそんなこと言う先生もいないと思うが、30年前はそんな時代。

jeans2.jpg
オーナーの山本君

商品はすべてブランド品。Gパンも1本15000円前後と値は張るが、シャツなどは手ごろな価格でオーナーのセンスのよさが商品に出ている。ブティック
今は秋もの商品の入荷待ちで「プレオープン」という形をとっているが、商売が軌道に乗れば、一等地で店を構えたいという。この先が楽しみなオーナーである。
By Ryuわーい(嬉しい顔)
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2007年09月08日

住まいづくりは結婚と同じ

 住まいづくりも結婚も両者に共通するものは「縁」。家
昔から「縁は異なもの味なもの」という。土地探しから始まって、設計してもらう人、工事をしてもらう人、などすべてが出会いであり、めぐり合わせから成り立っています。自分はこんな家を建てたい、こんな結婚をしたい・・・と思っていてもなかなか自分の思うようには行かないのが世の常。

 僕も経験あるのですが、「どこかいい土地はないかなぁ〜」と一生懸命になって探している時ほど見つからない。でも諦めかけて、力を抜いて自然体で構えていると、すーっと希望を叶えてくれたりする。全く不思議です。

 これは「目先のことにとらわれすぎると、いい結果を生まない」という教えでもあるんですね。結婚はまだやり直しがききますが、住まいづくりは何千万という大金をつぎ込む一世一代の大事業。失敗しないためにはこの「縁」というものを心の片隅に留めておく必要があるように思うのです。

  では、縁=運 はどうすれば味方してくれるのでしょうか・・・・

 過去に何軒も家を設計させてもらって、わかってきた真実があります。それは「心のゆとり」です。もちろん、お金をたくさん持っていること=こころのゆとり  ではありません。 ローコストでも豊かな住まいづくりはできます。逆をいえばお金があるからちゃんとした家ができる・・・というものではありません。すべては心の問題・・・でも迎合とか、妥協とか・・そんなんでもありません。住まいはそこに住む人の性格が現れるのです。具体的事例はこの場で書きませんが、気持ちにゆとりがないところに、幸運の女神は味方してくれないのです。夫婦でも、最初は相手の欠点が許せたのに、お互いゆとりがなくなって離婚に至るのですから。
By Ryuわーい(嬉しい顔)
posted by ばばちゃん at 20:35| Comment(2) | TrackBack(0) | 役立つ情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする