2007年10月31日

車と家と・・

 8年間ずっと家族の足になってくれたミニバンに別れを告げて、昨年末に車を乗り換えました。車(セダン)通算7台目。
 納車の前日は、世話になった車にお礼の意味を込めて、隅々まで洗車してピカピカにしてあげました。掃除をしながら結構ジーン!ときたり。


 そして納車の日はボンネットを「なでなで」してお別れ手(パー)


 さて、新しい車はというと・・・・実は、買う前にいろいろな車を試乗したのですが、・・
 最近は、最新のメカニズムをどれだけ搭載しているか、各メーカーとも、まるでコンピューターの競い合いをしているような感じさえ受けます。

 そんな風潮にあってこの車車(RV)、なぜか動物的なやわらかさを感じさせてくれたし、丸いスピードメーターも 
30,50,70・・・と奇数表示に愛嬌があって・・・、とにかく五感にビビーっ雷・・で即決まり。


 でも買って早々、パワーウインドウのスイッチを入れたら、「キーッ!」と、さび付いたような音。
「えーっ!」と思ったけど、気にしないことにしました。
燃費も平均67km/L。ちと悪い。
 
 でも、そんなことより何より、相手の車に「どけ!どけ!」感を与えたり、スピードを競ったりという過激さがなく、ソフトにまったり、ゆったり、「乗ること」を楽しませてくれる車ですいい気分(温泉)


Pe.jpg
                                 北千里にて             

 でもあまり売れていないのはなぜでしょうか。きっと社会のニーズに合ってないのかな?


 T社の最高級車○○○○(
4文字)がよく売れているそうです。ボクの感性で言わせてもらえば、デザインなんかはドイツのどけどけ車を真似た中途半端な感じがするのでどこがいいのかよくわかりませんが、これが今日本人が求めているものの代名詞だとすれば、ちょっと寂しい気分になります。


 車に何を求めるかは人それぞれだけど、なんか最近特に画一的になリ過ぎているきらいがないでしょうか。

シートを革張りにして価格を上げて高級仕様にすれば売れる。最新のメカニズムを搭載すれば売れる。etc・・・

なぜか高級車は物理的な満足ばかりに傾倒していく感じがしてなりません。

 これは、住宅にも同じことが言えます。

住まいを考える時、多くの人が最初に考えるのは「外断熱っていいの?」とか「お風呂はこんな大きさで・・・」「キッチンはミーレ(ドイツ製)にして、リビングはシアタールームもかねて・・・」「クロスはこんな柄で」・・・とかとか・・・・

 
 どれもこれも見た目や物理的要求ばかりです。

 住宅展示場に行ってみれば、それらの要求を絵に描いたようなオンパレードで満足させてくれます。


 でも所詮そういった満足はその時だけで、技術が進歩すれば今まで使っていたものが古いものになって、また新しいものが欲しくなります。キリがありません。


 ここがとても大事なところなのです。
 住まい造りは少なくともそういう物理的要求が
1番に来てはいけません。
 
 真理はもっともっと別のところにあるのです。

それに気がついた人が本当の意味で「いい家」を手にすることが出来るのです。

ちなみに、ウチに設計を依頼された方は、すべてそこが分かってらっしゃいました。
 
 車から家の話になってしまいましたが、両者に通底する日本人像が見えてきそうです。

 By Ryuわーい(嬉しい顔)



posted by ばばちゃん at 18:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 家づくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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