2007年09月27日

セルフビルドの友人

 一人でアトリエを作ったヤツがいる。


 僕の古くからの友人。大学で電子工学を専攻し、地元の機械メーカーに就職するも1年で退社。その後刺繍会社に就職し刺繍デザインをやっていたが、突如アーティスト宣言なるものをして京都で独立。シュールレアリズムを基調とする現代絵画を精力的に描き個展も開き、絵画展ではいくつもの賞を獲得。しかし現代絵画の壁は厚く、売れない絵を描くことに疲れ断念する。


 その後、何を思ったのか、長野県へ家族
4人で引っ越す。穂高の近くに安い民家を買いとり自分で改造して、田舎暮らしを始める。ここで家具の製作に没頭する。しかし前衛的な家具ゆえに、田舎ではあまり売れなかった。


 気を取り直し再び京都へ。そこでもう一度本格的に家具製作に取り掛かる。


 さてここからが、ヤツのすごいところ。家族揃っていきなり信州のど田舎に引っ越すこともすごいが、なんと京都の山奥に、自分のアトリエをひとりで作ってしまったのだ。がく〜(落胆した顔) 
下の写真

roof.jpg


 大工経験などない。もちろん設計図面などひいた経験もない。コンクリートはすべて自分で練る。木材の採寸、建て方も自分でやる。ヤツにかかれば模型を作る感覚とおなじ。でも体は至ってきゃしゃである。


 最近では、家具の個展など、大阪、京都を中心に精力的に活動。作風はホームページを見てもらえば分かるが、好き嫌いがわかれるところ。


 「自由を愛する」とよく人は言うけれど、現実の壁でブレーキがかかるのが普通。ヤツのように「ホンマにやりたいことをやる」というようなことは到底まねが出来ない。


 まさに人生もセルフ・ビルド。

 それにしても、こんな友人を陰で支える奥方はもっと偉大である。 


一度ホームページも覗いてやってください。

http://www.k2.dion.ne.jp/~k_n_s/

の中のアトリエセルフビルドに、今回の記事内容が載ってます。

By Ryuわーい(嬉しい顔)

posted by ばばちゃん at 12:16| Comment(1) | TrackBack(1) | 家づくり | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは。すごい人ですね。ぼくも今回いろいろ作ってみましたけど、家を造ろうとは思わなかったなぁ。規格サイズをキッチリ使ってるのがさすがだなと思いました。(でも実際作ろうとしたらそう考えるか)屋根の部分が難しそう・・・・

そうそうトラックバックの意味がわかりました。自分のブログに引っ張り込んでコメントすること、自分のブログとリンクさせることなんですね。ブログを持っていない僕はトラックバックできないんですね。それとも馬場さん専用に作ろうかな。
Posted by sakamoto at 2007年09月27日 21:17
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Tracked: 2007-09-27 15:17