春は別れと出会いの季節。
この時期になると、さみしさと希望が複雑に混ざり合います。
先日、学生と建築ツアーをしました。
途中立ち寄った小学校。木造で小学校建築では結構有名なので、見学に。
そこで撮った下の写真。

6年間の思い出を「ぎゅっ」と閉じ込める風景やなぁ〜・・・
そう感じた瞬間シャッターを切りました。
教室、たのしい給食、日直当番、終わりの会と掃除、そして卒業と入学を見守ってきた校舎・・・。
ほうきとチリトリが思い出の引導であり象徴のように思えたのです。
・・・ ・・・ ・・・
そんなセピア色の原風景と「別れと出会いの春」を重ね合わせてみれば・・・・
・・・ふと写真を撮りながら思い出したのが「なごり雪」
作ったのはかぐや姫メンバーの「伊勢正三」。
歌詞の舞台は東京駅となっていますが、伊勢さんのイメージは郷里大分県の津久見駅です。
この歌、「イルカ」もうたっていますが、二人の歌い方を聴き比べると全く別の歌に聴こえるのがなんとも不思議なのです。(ワタシだけかな?)
♪君が去ったホームに残り、落ちては解ける雪を見ていた・・・
♪今、春がきて、君はきれいになった・・・
意味するところが全く違うフレーズが、1曲にちゃんと共存しているところがすごいと思います。
伊勢さんが歌うと、妙に「春の別れ」が強調されるように思えてしまうのに、イルカさんが歌うと「春の希望」のように聴こえてきます。
歌っている人のイメージからなのか、サビの歌い方の違いなのか、よくわかりませんが、いろんな感じ方ができる大変「詩的」な歌だなぁ、と改めて思います。
この二つの「なごり雪」
他の人はどう感じながら聴いてらっしゃるのでしょうか。
校舎の写真を撮りながら、別の世界のことを考えてしまいました。
By Ryu![]()

