2008年07月29日

椅子のフィット感

 先日、奈良の知り合い(設計をさせていただいたお施主さん)から椅子をプレゼントしていただきました。ご主人の手作りです。

 
 家具の製作が趣味で、そのお家にお邪魔するたびに家具が増えていっています。

ダイニング椅子やテーブルはもちろんのこと、オーディオスピーカーや洗面所の収納ボックスなど、手作り家具屋さんが出来そうなくらいです。

 

 さて椅子をプレゼントしてもらったいきさつは、1ヶ月くらい前、先方より

「僕が作った椅子、一度使ってほしい。自分だけが使っていると、どーもいいところ悪いところが見えてこないから」

という電話から。これは本格的!


 1
ヶ月後完成  ジャーン!


IMG_4316-1.jpg

座面、背もたれはホワイトアッシュ、脚はタモです 

さて座り心地・・・


夏だから・・・ということもあるのかもしれませんが、最初に感じたのは

「ビールビールを飲む椅子にぴったり」

でした。
 座面高さは
38cm。通常より2cmくらい低い。・・・しかしこの2cmの意味は大きい。

座るという行為に安定感を生むのです。

 背もたれの角度も適度で、グラスを持って座ったときにぴったりフィットする・・・そんな感覚を出してくれました。
これはうれしい〜ぴかぴか(新しい)


余談ですが

一般に晩餐会などの高貴な場所での椅子は座面が高く、背筋が伸びる感じの椅子が多く見られます。

 逆にラウンジなどのゆったりくつろぐ椅子は、一般的に低いのですが、時たま起き上がるのがしんどくなるくらい沈み込む低い椅子に出くわすこともあります。
ワタシなどはつい次のことを考えてしまって「こんな起き上がるのがしんどい椅子は座るの止めよう・・なんて考えてしまったりします。

低くなるほどプライベートに近づいていきますが、過度な低さは逆に疲れます。

 

 何事も「目的に合わせた適度さ」が一番ですが、この適度さをうまく出している今回の椅子。

趣味とはいえ、言葉で表現できないくらいの独自の「座り心地の感覚」を会得されているに違いありません。


 ありがとうございました。今後も益々腕に磨きをかけてください 


 でも椅子に座って、ビールを飲もう!・・・・

と思ってリビングに行くと、たいてい子供に先を越されてテレビ椅子になっているのです・・・もうやだ〜(悲しい顔)


By Ryuわーい(嬉しい顔)

posted by ばばちゃん at 18:51| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
馬場さん、おはようございます。この度は、ブログ掲載と立派な評価を下さいましてありがとうございます。僕がこんな大胆な行動(建築家かつ先生に、素人のつくった椅子を使ってみてほしいからとプレゼントするんですよ)をとれたのも馬場さんのお人柄のおかげだと思っております。ちょっと低いなぁ〜と思った高さにはそんな使い道があったのですね。勉強になります。物作りに関してはいろいろ思うところがありまして、こんどそんなネタを肴にしてお酒が飲めたらいいなぁとおもっております。それと、あのちぐはぐな腕置きは、いいデザインと材料が手に入ったら交換しようかなと思ってます。いつになるかは全く未定ですが。それに合わせて小さいテーブルなんかあったらいいでしょうね。
まぁともかく、ありがとうございました。長くかわいがってやってください。

そうそう、ひとりごととして一言。木の椅子を作るまで、木の椅子なんて絶対座り心地は悪いと思ってました。木が優しいといっても明らかに硬いですし。お尻が痛くなる椅子に何の価値があるんかな?と思ってましたが、座ってみないとわからないもんですね。座面をお尻の形に削ってやるととてもよくなります。あと前より後ろを2センチくらい低くしてやるとまたよくなります。夏は気持ちいいんですが、冬は冷たいので(無垢は温かみがあるといいますが・・・硬い木は暖かくないです)座布団敷いてます。
それにしても、馬場さんと出会ってから木工にはまってしまったなぁ〜
Posted by sakamoto at 2008年07月30日 10:57
ごめんなさい。夜に書いたコメントがうまくアップされず先程別のコメントいれたら、2重になっちゃいました。できましたら、どちらか削除してください・・・・・まぁ、えぇか。
すいませんでしたぁ〜
Posted by sakamoto at 2008年07月30日 11:03
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