2008年05月07日

ぶらり・・・プチ安土

 連休の初日、大阪から滋賀の実家に帰る途中、ぶらりと安土に立ち寄りました。

 織田信長に以前から興味があって、その信長周辺を見てみようかな?と思ったのがきっかけ。

 
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             安土城址
 
 歴史的な出土品や古文書はここでは遠慮してもらって、本ブログでは気に入った箇所だけピックアップしてみます。

 
 最初に立ち寄った安土城考古博物館。

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映画スターウォーズの出てくる「ダースベーダー」によく似た櫓が印象的な建物です。


 そして面白いと思ったのは、窓のデザイン。ガラスの代わりに「石」を組み込んでいます。しかも石の模様が左右対称。(魚の開きのように、
1枚の石をスライスして見開いている)


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   窓がガラスでなく石です。しかも模様がシンメトリー

 

次に、旧柳原(りゅうげん)学校校舎。


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 西洋文化を日本建築に取り入れようとした試みが随所に見られます。鼓楼は時計台の模写でしょう。

 
 西洋のデザインコードと和のデザインコードがぶつかっていますが、それぞれが並列配置されているというより、コード間に「ずれと浸透」が生じて別の音階が出ている・・・そんな印象を受けました。

 現代建築の単調で無音階なデザインより、遥かに奥行き感を感じます。

 
さてこれは誰でしょう?

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なかなかの好男子ですが、これが改革者「織田信長」です。宣教師が描いた肖像画ですが、これがもっとも本物に近いとされているそうです。


 信長の実像は様々に分析されています。
 ワタシ自身も信長に興味を持ち色々な文献を読みましたが、ワタシ流の考えでは、つまるところ信長の行動哲学は「美」ではないか・・・と思っています。

 
 叡山焼き討ちは、政教分離の前進と考えられるし、楽市楽座などは流通経済を根本から変えた改革でした。

 「美」こそすべて。美(合理性も美)を探求する人間にとってはそれを阻むものは容赦しない苛烈さを持っていても不思議ではありません。
 晩年は自分こそすべての世界を支配する者である・・といった偏執狂的な側面も覗かせています。ただ、独自の世界観を持っていてそれを構築せんとする野望を、側近のものはどこまで理解していたのでしょうか。多分誰もわかっていなかったのではないでしょうか。
 ・・・というより、理解不可能なほど次元の高いところを信長ひとりが歩いていたように思います。

 

下は安土城天守閣の実物大の再現です。

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                           模型(上層の部分のみ再現)    

階数は6
階建てですが、上層部の5階、6階部分を再現しています。


 5
階の平面は8角形、6階は四角形をしています。


 ワタシが見落としたのかもしれませんが、
6階の四隅の柱が5階にある柱と一致していませんでした。

 普通に考えれば、八角形の上に四角形を乗せても角は一致しませんから不思議ではないのですが・・・
  ・・・
構造的に弱くなりますねぇ・・・・どんな構造になっているのでしょうか?
 時間のあるときまた研究してみたいです。


 ここで思いましたのは、この天守閣は秀吉の造った大阪城とは明らかに絢爛さが違うということです。

 色使いは安土城天主のほうが進取的で繊細な感じがしました。

江戸城にいたっては家康の十八番「質素倹約」をそのまま再現した色使いです。

それぞれ性格が色使いや形態に出ているのが面白いです。

 

 歴史に触れられたかどうかわからないくらいのプチ安土探索でしたが、その時代の空気や時代背景などを紐解くのは楽しいものだと感じた連休の初日でした。

By Ryu???[???i?????????j

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2008年04月14日

讃岐・・・うどんツアー

 大阪から高速を使い、瀬戸大橋を渡ること4時間。

ワタシの好物「うどん」を堪能するため朝7時に出発し、讃岐に行ってきました。


夜、また仕事をしなければならないのでもちろん日帰り。ハードスケジュールで一緒に付き合わされた子供はちょっと気の毒でしたが、「もう、うどんいらん!」と、言うくらいまで食べさせてやるのも罪滅ぼし。


最初に行った店は、「なかむら」

のどかな田園風景がぴったりな場所に佇んでいました。一見農小屋のような店構えですが、周りはご近所の人や客で一杯でした。


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ここは、うどん玉をもらったら、自分で茹でて、好きな具材をトッピング。

かけ付けは、やっぱり「かけうどん」・・・とういことで、ねぎと、しょうがのすりおろしをのせて


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1杯 150円

麺は柔らかめだけど、腰がしっかりとしていて、何杯でもおかわり出来そうな素朴な味でした。


名残惜しいですが、ここに長居は禁物で、次に向かったのは、高松市の「さか枝」

ご覧のように、丁度お昼休み時だったのでお店は長蛇の列でした。


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ここでいただいたのは定番のちくわ天をのせたもの。
1250円そこそこ(正確には忘れました)


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 高校生などはここをファーストフード店代わりに使ってるようで、部活帰りかどうか分りませんが、高校生が結構居たのが印象的でした。


 そういえば、ワタシも高校の時、授業を抜け出し、近くのうどん屋でたむろしていたのを思い出します。

 ちなみに、当時から、関西ではうどん定食(うどんにご飯がついている)があって、先輩がいつも「素うどんに大めし」を頼んでいました。


 さて「さか枝」の味は、きわめてオーソドックス。クセがなく、これまたおかわり出来そうなくらい美味しかったです。
 
 店のそばは、建築家丹下健三が設計した香川県庁舎があったので、記念に写真をパチリ。?J????

娘に「昔の建築の学生は、入門にこの庁舎をコピー(トレース)するのが定番やったんやで」と説明。

「ふ〜ん、そうなんや」でおしまい。つっこみ足らん|

 お腹もふくれてきたけど、ここでもうひとがんばり。次に目標を決め車を走らせました。

でも、分ったことがひとつ。

 讃岐のうどん業界でも経済至上主義は生きていました。ネットで調べた店が結構無くなっているのです。

 資本主義経済は過酷です。


 最後に行った店は国道沿いのお店「太一」。うどんに豆乳が練りこんであることで有名。
ここでは「釜玉うどん」を注文。
うどんに生卵、そして生醤油をまぜまぜ。

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 「すごい腰」が印象。3軒めなので、お腹もふくれてましたが、これまたおいしいです。
ちょうど玉かけご飯を美味しくしたうどん版。お腹空いていたらさぞかしもっと美味しかったと思いました。
 ただ、豆乳の味は良く分かりませんでした。ゴメンナサイ?????????`?i?????????j

 
 大阪のうどんは「けつね」がどこにでもありますが、ここ讃岐にはほとんどといっていいくらい油揚げがありませんでした。これも特色ですね。

 
 帰りは淡路島ルートで帰宅。
目的の「もう、うどんいらん」を目一杯堪能できた1日でした。


余談ですが、行く途中の瀬戸大橋の休憩所で、トイレの洗面所がとてもきれいでしたので、ここでもパチリ?J????

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ついでに香川県庁舎、モダニズム建築の象徴、ピロティもパチリ?J????

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なんとも・・・昭和的光景です。

By Ryu???[???i?????????j

タグ:讃岐うどん
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2008年04月07日

桜と太陽の塔

 入学式シーズンにつき物の桜。
 花びらの舞う春に、おにゅーの制服姿は日本の風情にぴったりときます。


 ついでにもう一つ。

 桜といえばお花見。 
・・・ということで、今年も毎年恒例のお花見をしました。


 さっそく弁当作り・・・・嫌な予感がしつつ・・・やっぱりそうか・・・となって私が家族の弁当作り。

 定番のおかずに、ワタシの大好物のいなり寿司を手早く作って詰め、夕方から吹田の万博公園へ。


 シートを広げ、お弁当を食べていると、辺りはうっすらと日が暮れてごらんのように桜のライトアップがひときわ綺麗な時間帯になってきました。


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周りでは、カップルや家族連れが、桜を背景にフラッシュの光。撮ったデジカメ写真を寄り添ってみている光景。またあちらでは、桜よりお酒に花が咲いて大盛り上がりのところも。

 

ライトアップは場所によっては、光源の色を変化させているところもありました。


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 さて、万博公園といえばいわずと知れた「太陽の塔」

いつもはお弁当を食べ、桜並木を散歩するだけなのですが、今年は例年より暖く、歩いていても気持ちがいいので、少し足を延ばして塔の正面へ。


 「雪景色の方がぴったりくるなあ〜・・・」と思われる樹木のライトアップです。桜とは別世界の様相を呈していました。


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 そして背面に回るとまた違った別の世界が展開していました。
背中に描かれたデザインは
tattooさながらで迫力があります。作者岡本太郎はこの塔で、われわれ大衆に「日本の伝統的美意識」を喚起させようとしたのかな?なんて考えてしまいました。


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それにしても桜吹雪に
tattoo・・・ 時代劇に出てくる遠山のなんとやらを思い出してしまいました。

 

休憩所に立ち寄ると、太陽の塔の断面図がありましたので、職業柄パチリ?J????

巨大な立体トラスを突き抜けているところがいいです。


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「技術を超越したところに人類の進歩がある・・・」そんなメッセージが伝わってきそうです。

 

 日本的な桜と、大地を破って力強く出てきた・・・そんなイメージの太陽の塔。不思議と違和感なく共存している姿に改めて魅入ってしまった今回のお花見でした。

By Ryu???[???i?????????j


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2008年03月29日

春・・その2

 最近めっぽう仕事が立て込んでいて、ゆっくり休む暇もなく土日はほとんど打ち合わせで満杯。


 そんな中、教えに行ってる建築学生のあすなろ建築設計コンペ授賞式と建築家・手塚貴晴氏の基調講演に参加しました。

 
 第1部の授賞式では、緊張しながらも学生の喜びの表情が活き活きとして表れ、見ているワタシも嬉しくなりました。

 作品総数229点の中から、うちの学校からグランプリ、準優勝、佳作と3人も選ばれたわけですが、作品を作っているのを横で見ているときは「大丈夫かな〜」なんて、心配していましたがやればできるんですよね。これを機会に自分に自信を持ってどんどん前に進んでいって欲しいと思いました。

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    茂松君     久家さん(優勝)     藤原君

グランプリ作品は実際に箕面市に建設されます。(集会所)楽しみです。

 第2部の基調講演では「アウトドアラフのすすめ」と題して、手塚貴晴氏の講演を聴きました。

氏の初期代表作「屋根の家」を中心に建築に対する考え方や姿勢をお話しいただきましたが、同業者として共感するところはたくさんありました。


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手塚貴晴氏   ブルーのシャツが定番 

 手塚氏は、現象や人間というものに素直に向き合っていて、しかも照準がピタリと合っている・・・そんな印象を受けました。
 建築家という職業の才能はデザイン力や企画力より、そんなところにあるような気がします。デコレーションではなく、何が一番大切か、という本質を見逃さない力量といいますか・・・

 一言で言うなら、建築は人間力なり・・・といっても過言ではないかもしれません。


 改めてそんなことを感じた授賞式・基調講演でした。

 
 夕方から、学生たちと打ち上げ・・・すっかりまたアホしていましましたが、久しぶりの息抜きでした。

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2008年03月09日

春になれば

 春・・・とりわけ4月の花見シーズンから5月の新緑の時期が季節の中で一番好きです。

(花粉症にお悩みの方スミマセン)


 暖かくなってくると、今まで空に重たく立ち込めていた、冬の気配が解けてきて、身軽な気分になりますし、情熱の夏に向けての序章・・といった感じで、気分が高揚します。

 
 そこへ持ってきて、入学式や真新しいスーツに身をつつんだ社会人一年生が、連れ立って街中を歩いていると思わずほほえましくもなります。

 
 先日、仕事の打ち合わせに行った帰りに、梅田の百貨店に立ち寄って、紳士服売り場を見ていると、ふと目に留まったのがスーツ用のブローチ?????????i?V?????j
 
 あれこれ手にして、鏡で見たりしていると急に欲しくなって・・・結局買ってしまいました。
アクセサリーというのは不思議なもので、それを身につけるだけでほんの少し変身したような気分にさせてくれます。

(ついでに阪神百貨店のイカ焼きも久しぶりに食べて・・・あれってもう50年くらい続いてるんですね。)


 おしゃれをしたい・・・という気分が沸いてくると次に考えるのが身体のスリム化。
脂肪とお酒でへたばっている血管を若くして、ぽっこりお腹をなんとかしたい・・・と思うのは自然の成り行き。

 
 というわけで、ブローチを買った翌日より、例によってジョギング開始。???u????

 ついでにお酒もセーブしています
「体力衰えてる〜」を実感しながら、早朝
40分間、歩いて走って、を繰り返しています。まだまだ朝は肌寒く息は白いですが、走っているとホンワカと暖かくなってきて、自宅に付く頃にはしっとりと汗ばみます。


 またこういうときの朝御飯は無性に美味しいのです。

さてさてまだまだ続く・・・、梅雨が始まる時期まで、思いっきり春を楽しみたいと思っています。

今日は取り留めのないブログでした。

By Ryu???[???i?????????j

タグ:おしゃれ
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2008年02月28日

衣、三歩下がって食、そして住

昨日、知人に誘われ、住生活教育研究会なるものの会合に初めて参加させてもらいました。

構成メンバーは、建築家をはじめ、プロダクトデザイナー、そして場所と料理を提供してくださったキッチンコンサルタントで著名な井上まるみさんなどです。

「教育」とか「研究」とかたいそうな名前が付いていますが、本来は暮らしや住まいについて、自由に討論し、勉強や自己研鑽の場としてあるものです。

しかも、料理がまた美味しく自由討論にも華が咲きました。

 帰りがけには、井上さんが書かれた著書までプレゼントしてくださいました。

 
 KC3D0002(2).jpg kichi1.jpg 

 
 さて、「食」と「住」についてワタシなりの考えを簡単に書きます


 小学校で「ゆとり教育」が叫ばれてから随分たちますが、欧州に比べ日本の「家庭科」の授業はまだまだ遅れているのが現状です。人間が生活していくために必要なもの「衣」「食」「住」がありますが、とりわけ日本は、
1=「衣」、2=「食」、3=「住」の順に諸外国より遅れている感じがしてなりません。

 
 「食」文化は世界に類を見ないくらいに様々な国のものを食べる民族ですので、供給という面では世界最高水準なのですが、「食」に対する敬意や知恵の部分ではずっと遅れています。

 賞味期限が切れたら食べない・・・当たり前のことかもしれませんが、しかしそれは他者がもたらす情報によってそう信じ込んでいるだけで、自分の経験や知恵は一切入っていません。

「これ大分古いから、食べたら、お腹こわすやろな・・」とか

「ご飯に糸ひいてるけど、お米の古いの間違って食べても大丈夫」といったことは、小さい時からの経験で本来知っていなければならないことだと思うのです。
 大量生産と行き届いた品質管理に守られている日本では、そういった知恵の部分が退化してしまっているのかもしれません。またそういうことを教えてくれる、おじいちゃんやおばあちゃんがそばに居ません。


 「住」にいたってはさらに遅れています。これは、木造とか、鉄筋コンクリートとか、シックハウスとかそういった外形的、物理的な知識や現状のことではなくて「住まいに対する意識」です。

今流行のデザイナーズブランドの白い箱も決して悪くありません。使い勝手も楽な方がいいでしょう。高気密高断熱もしかりです。

ですが、その前に考えなければならない、大切なことを見落としてはならないと思うのです。

 

それは、われわれは日本という国に生まれ、高温多湿、豊かな水と森林、それゆえに四季折々の移ろいを感じることができる気候風土の中に育ちってきたという事実です。
 「旬のもの」という言葉がぴったり当てはまる国は日本くらいだと思っています。この身体に染み付いた日本的DNAやそこからくる自然と健康のサイクルは変えることができないのです。


 たとえば、高気密高断熱を例に取れば、この工法は部屋の空気の流れがストップしますから、強制換気が必要になります。窓を開けていたのでは高気密の意味がありませんから当然エアコンをつけます。エアコンは同じ空気ばかりを循環させますから、今度は空気清浄機能が必要になります。こうして住まいはどんどん重装備になって行きます。重装備になればコストがかさみます。

これは丁度、風邪をひかないように新種のワクチンをどんどん打っている状況によく似ています。

(決して高気密高断熱を否定しているわけではありません。大切なのは使う場所と目的です。)

 

また「物理的快適」さは、温室と同じですから、寒い冬などは「外で運動しよう」という気力も萎えます。高齢者ならいいのですが、子供がエアコンをがんがん効かせた部屋で、こちょこちょゲーム機いじる姿は決していい環境とはいえません。

新しい技術によって快適性の質はある程度まで向上はするのですが、人間らしい根本的なところで解決にはなっていませんので失うものも大きいのです。


 「もっと身軽になれば・・・」といつも思います。

ただ身軽な住まいを実現していくためには、小学校の時から授業で「日本の住まい」について勉強して、人の関わりや健康など、住まいと密接に関連した総合教育が必要になってきます。机上の空論にならないよう体験学習もまた必要になってきます。

家庭科教育の時間数を増やし、より密度の高いものにしてほしいものですが、悲しいかな、この薬だらけの住まいも行き着くところまで行かないと、なかなか方向転換できないのかもしれません。

 
 ワクチンよりバランスの取れた食事と運動。

 これがこれからの住まいの課題ではないでしょうか。

By Ryu???[???i?????????j 

posted by ばばちゃん at 16:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 住まいの雑学

2008年02月26日

LEGEND

 LEGEND(レジェンド)という単語は様々なところで使われています。

 

 アメリカ映画にあった「光と闇の伝説」や国産自動車の名前にも、はては焼酎まで。

言葉に発した時、高級感あふれる響きと、意味に神秘性を兼ね備えています。

 

 ここに紹介するレジェンドは、昨年末、陶芸家の忘年会に参加させてもらった折、テキスタイルデザイナー松井武雄さんより頂いた

LEGEND OF THE SEA

というイラスト入りカレンダーです。


 イラストは大変繊細で美しく、神秘性に富んでいます。

スキャナーにかけていますので、若干色に違いがありますが、より多くの皆さんに味わっていただけたら・・・と思いご紹介させていただきます。
(ご本人の了解は陶芸家の先生通じ得ています)

 
 松井武雄_0001-1.jpg

クリックで拡大

こういったイラストがあと5枚あります。

 

 さて、現実的なLEGEND(伝説)の話をしますと、今教えに行っている専門学校生が、大阪府下の学生建築コンペに参加し、作品を出したところ、3名が入選しました。
 
 しかも、最優秀賞、優秀賞、佳作、と
3つも総なめにしました。以下に作品出ています

http://www.pref.osaka.jp/koken/keikaku/asunaro/siryokan/nyusho19/index.html
 一つの学校からたくさんの入賞者は画期的なことです。学校の
REGENDになりそうなくらいです。


 一生懸命コンペの作品造ってる学生の横から

「これはあかん!意味も説得力も欠けてるから、やり直したほうがええのとちがう」
とか結構ダメだしをしました。

「人が一生懸命考えたものを、そんなに言わなくても・・・?????????`?i?????????j
と学生は思っていたに違いありません。


でも、結果発表があった昨日、学生から「入選しました」とわざわざボクのところに電話をくれました。

 他人の忠告に素直に耳を傾けるのも、能力のひとつだと思っています。

言っても聞かない人は聞かないのです。
そんな意味から、色んな先生の指導というより、
99%以上は本人の「頑張りの結果」であることを付け加えておきます。 

By Ryu???[???i?????????j

posted by ばばちゃん at 12:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々勉強

2008年02月22日

手紙

うら若き女性から手紙が届きました。
 
と言っても、差出人はかつて家の設計をさせていただいた、お家の子供から。小学校
1年生です。
もう2週間前に頂いていたのですが、お礼の意味も兼ねてご紹介させてもらいます。 

 女の子は
2人兄弟のお姉ちゃんで、いつ会っても元気一杯な子供。逆にパワーをもらっています。
 そのお家で、食事会(パーティー)をやるとなると、自慢のバルコニーでお父さんが七輪で火をおこし、その女の子が焼き鳥を焼いてくれます。下の弟も焼いてくれますが、やっぱり年の功がでます。
 
 七輪の前に、パーティーに参加してるおっさん連中が、ビールの入ったコップを持ちながら、鳥が焼けるのを待っていて、手伝おうとするといろいろ指導してくれるのです。この風景、妙に愛嬌があるのです。


おまけに
「今日は呑み放題やからね!?r?[??
という気の利いた台詞も飛び出して、将来の女将を想像してしまうくらいです。


karen.jpg
焼き鳥の風景・・なかなか絵になります。
  

 さてそんな将来が楽しみな女の子からもらった手紙は
「ばばさん、いつもありがとう・・・(中略)・・・これからもがんばってください」
という内容のものでしたが、なぜか心にジンとくるものがありました。 

 家の設計をさせていただいて、そしてまたその後もお付き合いをさせていただき、子供からも気軽に話しかけてくれること、本当に嬉しく思い、感謝の気持ちで一杯になります。
 

 ワードや一太郎の文章ばかりに慣れてしまって、手書きの手紙などもらうことの少なくなった今の社会。
 気持ちが文字に表れる手書きの手紙をもう一度見直すことも大切だなぁと思ったしだいです。 
 
 かれんちゃん、ありがとう。

By Ryu???[???i?????????j
タグ:手紙 焼き鳥
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2008年02月19日

時代はBD?

 東芝がHD−DVD事業から撤退を表明しました。

これは様々な業界に波紋を呼ぶこと間違いでしょう。時代の流れはBD(ブルーレイディスク)なのでしょうか。


 かつて家庭用ビデオが普及し始めた頃、VHSかベータか?で随分悩んだ記憶があります。もともと機械に弱いワタシでしたので、家電店に行って、店員さんに勧められるまま結局VHSを選んだのですが、一種の賭けでした。

ですが今は、「記憶容量に優れているものがいい」・・というのは、家電やパソコンの進歩で学んだ教訓のようなものなので、迷わずBDに流れていくのは避けられないのかもしれません。

 

BDは1枚で50GB(DVDの約10枚分)の優れもの。2時間のデジタルハイビジョン放送やパソコンデータをそのまま1枚に記憶してしまうからすごい容量です。
 
 20年前ワタシが仕事でパソコンを使い始めた頃はドクター中松氏が発明した
5インチのフロッピーディスクが主流でしたから「ギガ」なんていう単位は知りませんでした。100MB(0.1GB)の記憶容量を搭載したパソコンなんて、カタログに書いてあると「すごい!」と思っていた時代です。
OSもMS−DOSでした。(ちなみに 1GB=1000MBです。)
 しかもパソコン価格は今の20倍くらいしていました。
 そう考えたら、めまぐるしいスピードです。

 記憶容量が大きくなればその周辺も変わります。家庭用ゲームソフトはもっと進化しインタラクティブな楽しみ方が増えるでしょう。
 パソコン環境も変わりますからビジネスのペーパレス化は益々進むでしょう。

通信も文字情報より、映像や画像情報が多くなります。どんどんビジネスのスピードは上がっていきます。

 ビジネスのスピードが上がることは、そのむかし数学で習った放物線上にある接線の傾きが急になっていくことに似ているようにも思えますから、どんどん加速度的になってこの先どうなっていくのだろうかと不安になったりもします。


 文字・・とりわけ「書物」を読む人、読まない人、極端に分かれて、平均的国語力は低下していくかもしれません。

 国語力の低下は基礎学力の低下ですから、色んなところに影響が出てきそうです。
 
益々二極化が進むかもしれません。

 

 ブルーレイひとつで、そこまで杞憂になりすぎてもいけないのですが、ビジネス上の書類や取引、あるいはプレゼンテーションも電子化されて、相手と会わずしてビジネスが成り立つ(現にそうなっている)ケースが多くなり、教育も映像中心になったりして、そのため「会話」も少なくなり、無味乾燥的といいますか、何か違う方向に行きそうな気配がするのです。
 技術の進歩によって、社会は豊かになっていくのはいいことなのですが、逆に、「ゆっくり」とか「まったり」とか、人と人との情緒的な部分がなくなっていくような気がしないでもありません。


 ただポジティヴな見方をすれば、そういう時代だからこそ、より手作り的、職人的なものが希少価値を帯びてくる時代が到来するのかもしれません。 

 何事も適度が一番と、進歩の速さを否定しながらも、
10年後にはそれらが当たり前の時代が来てそれを受け入れている自分がまたそこに居ることも避けられないのですが・・・

By Ryu???[???i?????????j

posted by ばばちゃん at 14:24| Comment(1) | TrackBack(0) | 言いたい放題

2008年02月12日

見せる、見られる、見ていただく

 ASJ(アーキテクツ・スタジオ・ジャパン)の住宅展に21011日参加しました。

 加古川でありました。


 自分の住宅作品を写真パネルや模型、図面などで展示するものです。私共のほかにも
8人の建築家さんが参加されていました。

 11日は、突然、サンテレビの取材が入り、各建築家さんのブースをカメラ取材となりました。

不思議なもので、テレビ局が入ると急に場内がにぎやかになります。

 ワタシはテレビに出るのは好きな方なのですが?f??、今回は相方(奥方)に譲ることにしました。

下の写真です。

 

IMG_3450.jpg IMG_3449.jpg
設計の説明を一生懸命しています。
でもこの写真、奥方よりも、手前のカメラさんと照明さんにピントが合ってしまいました?????`?i???_???????j

 

来場してくださる方々に作品のコンセプトや住宅に対する考え方などをプレゼンテーションするのはなかなか難しいなあ〜といつも痛感させられます。

でも、他の建築家さんのパネル展示も同時見られますので、今回もいい勉強になりました。

 

ちなみに、今月16日は私共(GA−PLAN)単独の作品展をおこないます。


日時:2月16日(土)
場所は大阪市立住まい情報センター
5階研修室(地下鉄天六駅3番出口すぐ) 
11時〜16時 入場無料です。


ライフデザイン住宅展と題しました。


住まいにとって一番大切なものは、自分に合ったライフスタイルを見つけること。

そのヒントになれば・・・と企画しました。
協力していただいた方々は、ワーカーズLLPさんです。

興味のある方方は是非おこしください。

 

 見せることは、見られることですが、「わしの作品どーや!」的展示は見るほうもちょっと嫌気が指します。

 「見ていただく」という気持ちをどこかにおきながら展示することは大事なことだなあーと思うこのごろです。

By Ryu???[???i?????????j

posted by ばばちゃん at 16:25| Comment(0) | TrackBack(1) | 家づくり